SearchGPTで変わる検索体験
AIで検索体験は激変する!
こんいちは!トータル山本です。
今回はAI関連の注目ニュースの紹介です。
ChatGPTでもはや知らない人はいないと思われるOpenAIが、AI検索エンジン「SearchGPT」を2024年7月25日に発表しました。
この新しいサービスは、AIモデルとWeb検索を組み合わせたもので、ユーザーに迅速かつ正確な情報を提供することを目指しているそうです。
調べた内容を紹介していきますね!
1. 対話形式の検索
「SearchGPT」の一番の特徴は、対話形式の検索ができるところなんです。
普通の検索エンジンって、キーワードを入れるとバーっと結果が出るじゃないですか。
でもSearchGPTは、それとはちょっと違います。もっと自然な会話みたいに検索できるんです。
例えば、「東京で人気の隠れ家カフェを教えて」って質問すると、その質問に対してちゃんと答えてくれます。
しかもただのリストじゃなくて、「このカフェは雰囲気が良くて、特にコーヒーが美味しい」とか「ここはインスタ映えするデザートが人気」とか、そんな情報まで教えてくれるんです 。
2. リアルタイム情報の提供
次に、「SearchGPT」はリアルタイム情報の提供が得意です。最新のWeb情報を使って、いつでも新しいトレンドやニュースに対応できるんですよ。
例えば、「今流行っているファッションは?」とか「最近の経済ニュースは?」なんて質問にも、最新のデータを基に答えてくれます。
特にスモールビジネスの人には、これがすごく役立つんですよね 。
3. 情報源の明確な提示
検索結果に情報の出所が明確に示されるのも、大きなポイントです。
どこからその情報が来たのかが分かるので、信頼性が確認しやすいんです。
これは、特に信頼性が重要な情報を探しているときに役立ちますね 。
4. リッチなビジュアルの提供
テキストだけでなく、画像や動画などのリッチなビジュアルも検索結果として出してくれるのも魅力的です。
例えば、レシピを探しているときに、料理の写真や作り方の動画が一緒に表示されたら、すごく分かりやすいですよね。
視覚的にも情報を得られるので、ユーザー体験がさらに向上します 。
競合との比較
Googleの「AI Overview」
さて、Googleの「AI Overview」とSearchGPTを比べてみましょう。
Googleの「AI Overview」は主にニュース検索の結果を要約してくれるサービスです。
つまり、ニュースに関する情報をまとめて見せてくれるんです。
でもSearchGPTはそれ以上のことをやってくれます。
SearchGPTは、会話形式での質問応答ができるんです。
例えば、ニュースに関する具体的な質問をすると、ただニュースの要約を見せるだけじゃなく、その質問に対して詳しく答えてくれます。
さらに、最新のトレンドや市場動向についてもリアルタイムで情報を提供してくれるので、ユーザーはいつでも最新の情報を手に入れることができるんです。
なお、執筆している段階ではまだ日本では公開されていません。
Perplexity
次に、Perplexityとの比較です。Perplexityも似たような機能を持っています。
検索ワードに関連するリンクのリストを添えて、チャットボットが情報を表示してくれるんです。ユーザーはそこで追加の質問をすることができます。
SearchGPTもこの点では似ていますが、より自然な対話形式で情報を提供してくれる点が強みです。
しかも、リアルタイムでの情報提供や、視覚的にわかりやすいリッチなビジュアルを使った情報表示ができるので、よりユーザーにとって使いやすいと感じられるんじゃないかと思います。
このように、SearchGPTは競合他社のサービスと比べても、その独自の対話形式やリアルタイム情報の提供、リッチなビジュアル表示などで優れた点が多いんです。
私はPerplexityをよく使っていますよ。
ホント便利。
Perplexity AIについての記事は↓こちら。
5.SearchGPTのビジネスへの影響
SearchGPTは、ビジネスに対してこんな影響を与えるかもしれません。
1. 情報収集の効率化
SearchGPTは自然言語での対話を通じてリアルタイムで情報を提供するので、ビジネスの情報収集がぐんと効率的になります。前は何度も検索してページをいくつも見なきゃいけなかったけど、今度は1回の「会話」で完結することもありそうです。
2. 意思決定の迅速化
最新のWeb情報を瞬時に検索・分析して、信頼性の高い情報源を示してくれるので、ビジネスでの素早い意思決定をサポートします。新製品の市場調査や競合分析もさっとできちゃいますね。
3. SEO戦略の変革
SearchGPTの登場で、SEOの世界もガラッと変わるかもしれません。対話形式の検索が主流になると、従来のキーワードベースのSEO戦略を見直す必要が出てきます。
4. カスタマーサポートの強化
SearchGPTはユーザーの具体的な質問に対して会話形式で対応できるので、カスタマーサポートの強化にも役立ちます。これで顧客満足度もアップするでしょう。
5. マーケティングとパブリッシャーとの連携
SearchGPTは、検索結果に関連する情報源への明確なリンクを提供し、パブリッシャー向けに表示方法を管理するツールも提供します。これで、マーケティング活動やパブリッシャーとの連携が強化され、より効果的な情報発信が可能になります。
6. コスト削減
情報収集や分析にかかる時間と労力が削減されるので、ビジネス運営のコスト削減にも役立ちます。特に中小企業にとっては、限られたリソースを有効に活用する助けになります。
これらの機能により、SearchGPTはビジネスの効率化と競争力向上に大きく貢献するかもしれません。
6.今後の展望
ChatGPTとの統合
まず、将来的にはSearchGPTとChatGPTが統合される予定なんです。
これ、すごくエキサイティングですよね。ChatGPTはすでに多くの人に利用されていて、その対話能力の高さには定評があります。
これがSearchGPTと一緒になれば、より高度で自然なAI検索体験が実現します。
例えば、検索結果に対して追加の質問をしたり、もっと深掘りしたい情報を聞いたりするのが、今以上にスムーズになるんです。
これは、特に深いリサーチが必要なときや、複雑な問題を解決したいときにすごく役立ちます。
地域情報やコマース分野での強化
次に、地域情報やコマース分野での強化が計画されています。具体的には、地域のレストラン情報やショッピング情報など、日常生活に直結する情報提供をもっと充実させていく予定です。
例えば、「近くのおすすめレストランは?」とか「このエリアで評判の良いカフェはどこ?」といった質問に対して、より詳細でパーソナライズされた情報を提供してくれるようになるんです。
これにより、ユーザーの日常生活がもっと便利で楽しくなりますね。
パブリッシャーとの連携
さらに、検索結果には関連する情報源への明確なリンクが提供されるだけでなく、パブリッシャーは自身のコンテンツがどのように表示されるかを制御するツールも提供される予定です。
これにより、情報の正確性や信頼性がさらに向上します。
パブリッシャーにとっては、自分たちのコンテンツがユーザーにどのように見られるかをコントロールできるので、より効果的な情報発信が可能になります。
また、ユーザーにとっても、信頼できる情報源からの情報を安心して得ることができるんです。
このように、SearchGPTは今後ますます進化し、ユーザーにとってより便利で信頼性の高いサービスになっていくことが期待されています。
7.利用方法
ウェイトリストによる限定公開
現在、SearchGPTはプロトタイプがウェイトリストで限定公開されています。
つまり、一般ユーザー向けにはまだ完全に公開されていないんです。
でも、この限定公開にはいくつかのメリットがあります。
まず、ウェイトリストに登録することで、いち早く新しい技術を体験することができるんです。
特にテクノロジー好きな人や、ビジネスに役立てたいと思っている人にはうってつけです。
また、フィードバックを提供することで、さらに使いやすく改良される手助けができます。
登録方法と利用の流れ
利用方法はシンプルです。まず、OpenAIの公式サイトにアクセスして、ウェイトリストに登録します。
登録が完了すると、プロトタイプへのアクセスが許可されるまでしばらく待ちます。
アクセスが許可されると、案内に従ってSearchGPTを使い始めることができます。
具体的な使い方も簡単です。画面に表示される検索バーに、自然な言葉で質問を入力するだけです。
例えば、「最近のテクノロジーニュースは?」とか「おすすめの夏のレシピは?」といった質問をしてみましょう。
すると、SearchGPTが対話形式で答えてくれるので、あたかも人と話しているかのように情報を得ることができます。
使い方のヒント
SearchGPTを最大限に活用するためのヒントとしては、具体的で詳細な質問をすることが挙げられます。
例えば、「おすすめのレストランは?」と聞くよりも、「新宿で評判の良いイタリアンレストランを教えて」といった具合に、より具体的な質問をすることで、より精度の高い回答が得られます。
また、追加の質問をすることで、さらに深い情報を得ることができます。
初めの回答に満足できなかった場合は、「他にはどんな選択肢がある?」とか「もっと詳細な情報が知りたい」といった質問を続けてみてください。
SearchGPTは、こうしたユーザーからのフィードバックを基にどんどん進化していくので、積極的に使ってみることをおすすめします。
8.まとめ
SearchGPTは、従来の検索エンジンとは異なり、対話形式での検索、リアルタイム情報の提供、情報源の明確な提示、リッチなビジュアルの提供といった特徴を持つ革新的なサービスです。
GoogleやPerplexityなどの競合サービスと比べても、その独自の機能で優れた点が多いです。
また、将来的にはChatGPTとの統合や地域情報の強化、パブリッシャーとの連携など、さらなる進化が期待されています。現在はウェイトリストによる限定公開ですが、興味のある方はぜひ登録して、新しいAI検索エンジンの体験を楽しんでみてください。
投稿者プロフィール
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こんにちは。トータル山本と申します。
田舎暮らしのフリーランスクリエイターです。
情報デザインをビジネスに活用することを実践し、お伝えするのが仕事です。
のんびりと自然に囲まれながら、日々クリエイティブな仕事を楽しんでいます。
起業してから早25年以上!その間、なんとかデジタルの波に乗り、ITに閉鎖的な地方でやってきました。
私のモットーは「自由な時間」。
建設業界にいた30年ほど前は、朝6時に家を出て、夜12時に帰宅。
そして資格試験の勉強を深夜2時まで行い、土日も出勤していました。
残業手当は微々たるもの。
そんな、ザ・昭和のブラック労働を20代前半に経験した私にとって、「自由な時間」の獲得が最大の目的です。
そのために、仕事にも健康にも真剣に向き合っています!
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