経営者がやる気にならなければ、売れるものも売れないよ
序章:経営者のやる気がカギ
ビジネスってね、どんなにいい技術や製品があっても、それを売らなきゃ意味がないんです。
そして、企業を動かすのはやっぱり経営者のやる気。これが一番大事なんです。
特に中小企業やスタートアップなんかは、リーダーが率先して動かないと、組織全体が動かない。
「やるぞ!」って決断するのは、最終的には経営者自身なんですよね。
でも、技術者出身の経営者って、ありがちな勘違いがあって。
「いいモノを作れば、勝手に売れるでしょ」って思っちゃうんです。
確かに、品質は大事です。めちゃくちゃ大事。
ただ、それだけじゃ売れない時代なんですよ。
どれだけ良いモノでも、誰かに知ってもらわなければ、それこそ宝の持ち腐れです。
ここが、マーケティングの力が必要な部分なんですよね。
次は、私がマーケティングコンサルタントとして関わった実際のケースを紹介します。
技術者経営者がどうしてつまずくのか、その話をしていきますね。
事例紹介:技術者経営者の課題
さて、私が以前コンサルタントとして関わった経営者の話なんですが、彼はまさに技術者出身でした。
製品には絶対の自信を持っていて、実際に品質も素晴らしかったんです。
でも、マーケティングについてはほとんど興味がなかった。
「広告費をかけたくない」「ブログ?そんなものやっても意味ないんじゃない?」って感じだったんです。
理由を聞いてみると、「やっても効果が出るかわからない」って答えが返ってきた。
「売れないのは、マーケティング施策を行ってないからです」って言われても、ピンときてないんですよね。
「うちの製品は他と違う。だから黙っていても売れるはずだ」って。
まあ、その気持ちはわかるんです。自分の技術に自信を持っているからこそ、こういう発想になるんでしょうね。
ただ、ここで問題なのは、技術や品質がいくら優れていても、それを「どうやって知ってもらうか」という視点がないこと。
つまり、マーケティングを「不要な経費」くらいにしか考えていないんです。
この考え方が、実は大きな落とし穴なんです。
次の章では、なぜ販売力が商売にとって必要不可欠なのかを詳しく見ていきます。
商売におけるマーケティング力の重要性
どれだけ優れた製品を作っても、それを知ってもらわなければ意味がないんです。
「良いものは自然に売れる」なんて幻想は捨てなければいけません。
もちろん、製品の品質は超重要です。
でも、商売をやる上で大事なのは、それをちゃんと「売る力」があるかどうかなんですよ。
私がコンサルした技術系経営者も、製品にはすごく自信を持っていました。
その自信は間違っていません。
けれど、「伝える」という部分が全く考えられていなかったんですね。
例えば、どんなに美味しい料理を作れても、お客さんがその料理を知らなければ、店は繁盛しません。
同じように、どんなに素晴らしい製品でも、世の中に伝えなければ売れるわけがないんです。
「美味しければ口コミで広がる」なんて悠長なことをいっていたら、あっという間に借金まみれですよ!
ここで役に立つのがマーケティングです。
「うちは技術で勝負してるから、宣伝なんて必要ない」とか、「そんなものにお金を使うのはもったいない」という考え方をする経営者もいますが、これが最大の間違いです。
我々は商品を作り、バイヤーに依頼して売ってもらう。
宣伝やら発送やら顧客満足なんて知ったこっちゃないというスタンスです。
こういう経営者を、私が起業して以来25年、たんまり見てきましたよ。
そして全員見事に退場か借金まみれです。
マーケティングは、製品の価値を顧客に伝えるための手段。
ただ作るだけでは売れません。売るための戦略が必要なんです。
だから、どんなに良い製品でも、販売力がなければ、その価値は発揮されない。
技術と品質は商売の片翼に過ぎません。もう一方の翼が「マーケティング力」なんです。
次の章では、経営者が「やる気」を持って、どうやってこの販売力を強化していくか、具体的なステップについて話していきます。
了解しました!それでは、ご指示いただいた内容を組み込んで第4章を書き直します。
経営者のやる気と変革の必要性
さて、ここで重要なのがやっぱり「経営者のやる気」です。
どんなに良い製品や技術を持っていても、経営者が本気で行動を起こさない限り、状況は変わりません。
特に技術者出身の経営者は、「マーケティングなんて効果がわからない」とか、「そもそも必要ないんじゃないか」と考えがちです。
実際、私がコンサルした技術者経営者も、同じような考えを持っていました。
でも、やる気を出して少しずつでもマーケティングに取り組むことで、確実に変化が現れてくるんです。
ただ、ここで一つよくある落とし穴があります。
マーケティングを軽視している経営者は、例えばブログを数回書いてみても、すぐにやめてしまうことが多いんです。
「効果が出るかも」と思って始めるけれど、数回書いて反応がなければ、「やっぱりマーケティングなんて役に立たない」と思ってしまう。
しかも、うまくいっているライバル企業の噂や、表面的な部分だけを真似してしまうことがよくあります。
これが失敗の原因なんです。
表面的な模倣では、本質的な成功にはつながらない。
だからこそ、成功するためには一歩ずつ、小さな行動を積み重ねることが大切です。
いきなり大規模な宣伝活動をするのではなく、例えばブログを一つずつ丁寧に書いたり、SNSで自社の強みを発信してみたり。
少しずつやっていくことで、やがて「マーケティングって効果があるんだな」と実感できる瞬間が訪れます。
やっていなかったことをやるんだから、何らかの反応は必ず得られます。
もし、何の反応もないとしても、それはあなたの製品が今現在は評価されていないという現実を知ることができるんです。
しかし、私が今まで見てきた中では、そこまで「伝える」ことに必死に取り組んだ経営者は少数で、ほとんどがたいした行動もせずに諦めています。
他社の成功事例をよく学ぶのも効果的です。
成功している企業は、ほぼ間違いなく継続的で計画的なマーケティングを行っています。
ただ真似をするのではなく、その戦略の背後にある考え方や目的を理解し、自社に合った形で取り入れることが大事です。
やる気が行動を生み、行動が結果を生む。
これがビジネスの基本であり、経営者にとって必要な変革の第一歩です。
今現在、あなたのビジネスがうまくいっていないのなら、それは時代のせいでも景気のせいでもなく、あなたの考え方や行動が足りていないのだという事です。
技術とマーケティングのバランスが企業成長の鍵
ビジネスを成功させるには、技術や製品の品質が大切なのはもちろんですが、それだけでは十分じゃないんです。
もう一方で、しっかりとマーケティングにも力を入れないと、製品がどれだけ優れていても世の中には届きません。
技術とマーケティング、この2つのバランスが取れて初めて、企業は大きく成長するんです。
特に技術者出身の経営者は、どうしても「良い製品を作れば、それだけで評価されるはずだ」と思いがちです。
もちろん、技術や品質が優れていれば、それは大きな強みになります。
でも、その強みを伝える手段がなければ、せっかくの技術も日の目を見ないんですよ。
ここで、重要な視点がもう一つあります。
技術開発は、優秀な従業員でも対応できますが、企業の方向性を決め、成長戦略を描くのは、経営者にしかできない仕事です。
つまり、経営者がマーケティングの重要性を理解し、それに対して責任を持って取り組まなければ、企業全体の成長は望めません。
技術者としての視点はもちろん重要ですが、経営者としての視点を持つことが必要なんです。
インターネットが当たり前になり、SNSが普及した現代では、本物の企業だけが生き残れる時代です。
本物とは、良い製品+伝える力。
この2つの使命を果たすこと。
これが現代のビジネスにおける成功の鍵であり、経営者がやる気を持って取り組むべき最重要課題だと私は思います。
投稿者プロフィール
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こんにちは。トータル山本と申します。
田舎暮らしのフリーランスクリエイターです。
情報デザインをビジネスに活用することを実践し、お伝えするのが仕事です。
のんびりと自然に囲まれながら、日々クリエイティブな仕事を楽しんでいます。
起業してから早25年以上!その間、なんとかデジタルの波に乗り、ITに閉鎖的な地方でやってきました。
私のモットーは「自由な時間」。
建設業界にいた30年ほど前は、朝6時に家を出て、夜12時に帰宅。
そして資格試験の勉強を深夜2時まで行い、土日も出勤していました。
残業手当は微々たるもの。
そんな、ザ・昭和のブラック労働を20代前半に経験した私にとって、「自由な時間」の獲得が最大の目的です。
そのために、仕事にも健康にも真剣に向き合っています!
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